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あっちこっちシアターインフォ(八戸情報誌 amuse 2013年6月号)

文:榊武昭

アクトプロジェクトToyboxオープンボックスパーティー開催にあたって

誌面表示  「Play」この単語が「芝居」の意味を持ってる事を皆さんご存知でしょうか?
 芝居をしている人たちなら、知ってる人が多いかもしれませんが、一般の方はそんなに知らないかもしれませんね。芝居を表す単語はこの他に何個かありますが、僕は「Play」が一番好きです。理由はいろいろあるのですが、その中の一つが「Play」が「芝居」以外にも「遊ぶ」という意味を持っていることです。僕にとって芝居は「遊び」です。楽しくていつまでも遊んでいたくなるものです。本当に大好きで大好きで夢中になってしまうものです。大好きなものなので、つい真剣になってしまうものです。真剣になりすぎて妥協したくなくなってしまうものです。妥協したくなくて本気になってしまうものです。いつの間にか「芝居」は僕にとって「Play」の単語の意味のように、様々な意味を持つ物になっていました。今、「あなたにとって芝居はなんですか?」と聞かれれば、その答えの一つは「一生涯の本気の遊び」です。
 さて、この度僕たちは『アクトプロジェクト Toybox』を立ち上げました。『Toybox』直訳すれば「おもちゃ箱」この中にはおもちゃ、そう遊びの道具がいっぱい詰まってます!
 僕はこの道具で「一生涯の本気の遊び」をいろんな人と遊びたいと思っています。シリアスからコメディまで、大きな劇場から小さな劇場まで、様々なことをしていきたい!
 今回は、その一発目!「バス停」4本のオムニバス形式で行います!しかし、一風変わった形になっております!一箇所のバス停留所で巻き起こる4つの物語。それは、恋愛あり、友情あり。空回りしているバカがいて、人生に悩む若者がいる。笑いあり涙ありの90分!(予定)若手らしい勢いのある芝居になっております!そして最後に、お客様に楽しんでいただけたらと思います!
 今後とも、Toyboxは活動を続けていきますので、何卒よろしくお願いします!!


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