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アミューズ(地元情報誌)2001年4月号掲載原稿

文:安達良春(八戸・創造集団パノラマ屋お頭)

 「一人座談会」

いろんなモノを創ってみたい。
このテレビ全盛の時代に、わざわざお金を払って足を運ばなくちゃならない「舞台」というものに力はあるの?
人の心をゆさぶるモノを創りたい。
もっと別な方法がいいんじゃないの?
いろんな人と一緒に、人を感じながらモノを創りたい。
そんな力があるの?
力がなくても、このままでは何もしないまま死んでしまう。
それは嫌だ。創りたい。
何を創る?
映画はどうだ?
面白い。
写真もいけるな。
良さそうだ。
自費出版という手もあるぞ。
うんうん。
思い切ってダンスはどうだ?
…俺は踊れないけど絡めるかな?
ライブは?
……歌も自信ないな。楽器もできないし。
照明とか舞台美術とか。
お、それもアリだな。
…やっぱり芝居も捨てがたいな。
…うん。
つまりは何でもいいってことか?
…そうなるな。
やりたいことさえあれば何だって。
一緒にモノが創れれば何だって。
ところで、何の話だったっけ?
毎月第三金曜日のFANSのプラス ワンシアターだよ。今月は第四金 曜日だけど。
あ、そうだった。今回で十回目だってな。
よくやるよな。
まったく。何が面白いんだろ?
そりゃ、本人に聞いてみるしかないな。
じゃ、とにかく行ってみるしかないな。
一緒にやる人も募集してるらしいぞ。
何でもいいのかね?
何でもいいんじゃない。

■毎月第三金曜日のFANSはプラスワンシアターでご来場をお待ちしております。真剣な道楽と、
取 り合わせの妙、ちょっと不思議なひとときをお楽しみ下さい。


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